バイナリーオプション業界の今後の動向とハイローオーストラリア撤退の真相

一部ネット上の記事では、バイナリーオプションの規制が厳しくなったことで、バイナリーオプションの今後を疑問視するものもあります。

実際、日本国内はバイナリーオプションに対する規制が厳しくなりましたよね?

そうですね!海外バイナリーオプション業者の中には撤退した会社もありましたからね!
この記事では、「今後、バイナリーオプションはどうなるのか?やる価値があるのか?」について徹底考察していきます。
目次
バイナリーオプションの今後は暗い?業者の撤退は嘘じゃない?

まずは、「バイナリーオプションの過去を振り返る」という意味で、日本から撤退した有名なバイナリーオプション業者をご紹介したいと思います。
撤退したバイナリーオプション業者①24オプション
撤退した海外バイナリーオプション業者で多くの人の記憶に残っているであろう業者が「24オプション」です。
キプロス証券委員会の認証を受け、日本でも運営をしていた24オプションですが、2015年に日本人トレーダーの新規口座開設をストップしました。
バイナリーオプションの人気が出る前から業界をリードしてきたバイナリーオプション業者なだけに、24オプションが日本撤退を発表したときには、日本人トレーダーの間でかなりの衝撃が走りました。

日本語にも対応していた数少ない海外バイナリーオプション業者だったので、日本のバイナリーオプションの今後を危ぶんだ人も多いと思います!
撤退したバイナリーオプション業者②トレードラッシュ
2011年から2016年まで日本でも口座開設できた「トレードラッシュ」は、世界初の60秒取引を取り入れたことでも有名なバイナリーオプション業者です。
トレードラッシュも日本語対応していたので、日本人トレーダーも多くトレードしていました。
60秒取引や500円から可能なエントリーなど、バイナリーオプション初心者にとっても参入ハードルが低かったことも魅力でした。

最高エントリー金額はなんと40万円でした!

今では考えられない破格の金額ですね!

今後このような設定を設けるバイナリーオプション業者は日本には現れにくいでしょう!
取引プラットフォームも申し分なく、今ではほとんどの会社で禁止されているFXのような自動取引を装備、他のトレーダーを真似するミラートレードの利用も可能でした。
ボーナスも豊富で、初回入金時に最大で5,000ドルをもらえることもあり、バイナリーオプション初心者に非常に人気のある会社でした。
撤退したバイナリーオプション業者③DDM
撤退したのは、海外バイナリーオプション業者ばかりではありません。
日本の業者でも、金融庁のバイナリーオプション規制を理由に撤退をした業者がありました。
しかし、「DDMFX」は他の国内業者とは少し違う理由で撤退しました。

どういうことですか?

DDMは日本の規制を受けずにサービスを提供するためにオーストラリアに新会社を設立したのです!
DDMは他の海外バイナリーオプション業者と同じ考え方をした国内でも珍しいバイナリーオプション業者ですが、この会社も2016には撤退をしました。
バイナリーオプション業者が撤退した理由から「今後」を考察

撤退する理由を詳しく公表している業者は少ないですが、発表された内容から推測できる撤退理由を考えて、今後のバイナリーオプションについて考える足掛かりを探ってみましょう。

撤退理由として考えられるのは次の通りです!
バイナリーオプション業者が撤退した理由①取得ライセンスからの注意
24オプションとトレードラッシュの共通点は、『キプロスを拠点としていたこと』です。
24オプションが日本人トレーダーの新規口座開設を撤退する際に、「ライセンスからの規制の関係上」と公表しました。
ここから推測するに、キプロスが日本人へのサービス提供を控えるように、業者へ指示したのではないかと思われます。

その裏にはおそらく、日本の金融庁の影響があるでしょう!

どういう意味ですか?

当時の日本の金融庁は、国内バイナリーオプション規制に伴い、海外プロバイダーの口座開設を行わないように日本人向けに発信していたのです!

そんなことがあったんですね!

各国にも日本人トレーダーの新規口座開設を受け付けないようにお願いしていたようです!

キプロスは、日本からのこの要請を受け入れて、業者へ指示をしたと思われます!
バイナリーオプション業者が撤退した理由②ハイローオーストラリアに負けた
DDMFXに関しては、「ハイローオーストラリアに負けたのではないか?」と推測しています。
DDMFXオーストラリアも、日本特有のラダーバイナリーオプションを取り入れるなどの試行錯誤はしていたようですが、結局、わずか3年で撤退しました。

ハイローオーストラリアってそんなに人気なんですね!

正直なところ、海外BO業者はハイローオーストラリアの一強といっても良いでしょう!

気になる方は、『👉ハイローオーストラリアの評判についてまとめた記事』があるので、ぜひ参考にしてみてください!
バイナリーオプション業界の今後はどうなる?

結論から言うと、バイナリーオプションそのものは、何らかの形で投資業界で生き続けると思います。
ただし、今後も規制が厳しくなれば、市場が縮小することは考えられます。
それでも、バイナリーオプションを始める投資初心者が増えているのはなぜでしょう?
この理由も少し考えてみましょう。
バイナリーオプションにしかない魅力が今後を左右する!?

実は、バイナリーオプションをする人の人口は増えています!

そうなんですか!?意外でした!

規制が厳しくなるというのも、裏を返せば、人気があってバイナリーオプションをする人の数が増えているからでしょう!

その最大の理由と考えられるのが、バイナリーオプションにしかない魅力にあると言えます!
【バイナリーオプションにしかない魅力】
- 二択のシンプルな投資法である
- 1回のトレード時間が短い
- 資金管理がしやすい
ご覧のとおり、バイナリーオプションは投資経験が0の人でも貯金があまりない人でも始められる投資方法なのです。

たしかに、市場は縮小しているかもしれませんが、バイナリーオプションは投資への良い入口だと思います!
ハイローオーストラリアは撤退するのか?

続いて、先程ご紹介したハイローオーストラリアを取り巻く現状について考えてみましょう。
ズバリ、「ハイローオーストラリアは撤退するかどうか?」についてです。

人気No.1業者の進退はやっぱり気になりますね!

結論から言うと、現時点では多分撤退の可能性は低いでしょう!
ハイローオーストラリアの撤退はないと言える理由は次の通りです。

それぞれ詳しく解説していきます!
新しい企業を立ち上げてまで日本での運営を続けている
ハイローオーストラリアは日本で運営を続けるために、「ハイロードットコム」という日本人トレーダーが利用できる会社を設立しました。

つまり、「新しい会社を設立する経費以上に利益が上がる」とハイローオーストラリア側が見込んだということですよね!

そうなりますね!まあ、日本はバイナリーオプション業者にとって大きなマーケットですから!

そのため、そうそう簡単には撤退しないと思われます!
日本人トレーダーを意識したサービスの提供
ハイローオーストラリアは、「日本人向けのサービスに特化した運営を行っている」といっても過言ではありません。
もっと言えば、日本居住者以外はハイロードットコムで口座は開設できません。

つまり、日本人のために設立されたようなものなのです!

そんな会社を簡単に撤退させるとは思えませんね!
ハイローオーストラリアは、10年以上にわたり築き上げてきた信頼と実績があります。
今現在も口座開設者は増え続けており、そんな大きなマーケットをやすやすとは手放さないでしょう。
バイナリーオプションの知識は今後の投資に生かせる!

たとえバイナリーオプション自体がなくなったとしても、バイナリーオプションで培った知識やスキルは他の投資法にも使えるので、やって無駄になるということはないと思います。
例えば、バイナリーオプションの知識やスキルはFXにも生かすことができます。
というのも、FXもバイナリーオプションも見ている相場は同じ為替相場だからです。

FXもバイナリーオプションも使うスキルはほとんど同じですからね!
具体的に、バイナリーオプションとFXに共通する知識やテクニックを上げると次のようにたくさんあります。
- 為替相場の基礎知識
- 相場環境認識力
- 適切なエントリーポイントを見極める力
- 適切なエントリータイミングの測り方
- 資金運用力
ここからも分かるように、きちんとしたスキルや能力を身に着けていれば、バイナリーオプションでの経験はFXでも十分に生かせます。

実際、バイナリーオプションとFXで二足の草鞋を履いている人もたくさんいます!
まとめ
バイナリーオプションの今後について色々と考察していみましたが、いかがでしたか?
おそらく、バイナリーオプションが今後1、2年でなくなるということはないでしょう。

それなら安心してバイナリーオプション取引ができますね!

ただし、未来永劫あり続ける?と言われれば、それは分かりません!

ただ、投資への入り口としては、バイナリーオプションは最適だと思います!
バイナリーオプションで完結するというのではなく、バイナリーオプションをきっかけに投資の世界に興味を持つことで、今後の動向にもフレキシブルに対応できるでしょう。
\バイナリーオプションに興味が湧いたら人は「勉強」から始めてみよう!!/
タグ:ハイローオーストラリア, バイナリーオプション, 今後, 撤退