「バイナリーオプション初心者向けのインジケーターが知りたい…」
「インジケーターの最強の組み合わせとかないの…?」
この記事では、こういった疑問にお答えします。
バイナリーオプションでは勝つためには、インジケーター必要不可欠なツールです。
ここでは、インジケーターの基礎的な知識に関するおさらいと最強の組み合わせをご紹介します。
秋田
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目次
インジケーターとは
まずは、インジケーターという言葉から説明します。
為替のチャートから数値を割り出し、エントリーの根拠の精度を上げるためのデータです。
世の中には、様々なインジケーターがありますが、バイナリーオプションに関しては、MT4という無料ソフトが多くのインジケーターを搭載しており、最も優れているといえます。
ただし、1つのインジケーターだけでバイナリーオプションを攻略するのは難しいです。個人的には、2つ以上のインジケーターを使うことをおすすめします。
なぜなら、インジケーターは”人”が作ったものなので、万能ではないからです。インジケーターで予測したのとは違う方向に値動きする「ダマシ」というのが為替にはあります。
「ダマシに遭う可能性を減らす」という意味でもインジケーターは2つ以上を組み合わせましょう。
なお、インジケーターは次の2つのカテゴリーに分けることができます。
秋田
オシレーター系のインジケーター
オシレーター系のインジケーターは、今の相場が上がり(下がり)過ぎているので、今後は下落(上昇)するだろうといった、トレンドの転換やトレンドに入っていないときの相場の動きを予測するときに使います。
いわゆるレンジ相場といわれる相場で効果を発揮し、逆張りを攻略するのに役立ちます。
代表的なオシレーター系のインジケーターは、「RSI」や「ストキャスティクス」です。
トレンド系のインジケーター
トレンド系とは、今の相場は上昇(下落)傾向にあり、今後も上昇(下落)を続けるだろうといった、トレンドへの突入を予測するインジケーターです。
トレンド系のインジケーターの代表的なものには、「ボリンジャーバンド」や「移動平均線」などがあります。
初心者におすすめしたいインジケーターの組み合わせ
インジケーターの2種が分かったら、早速バイナリーオプション初心者におすすめのインジケーターの組み合わせをご紹介します。
初心者におすすめするのは以下のインジケーターを組み合わせた「逆張り」です。
秋田
RSI
チャートが上昇傾向に入ると数値が50%より上に動き、チャートが下降傾向に入ると数値が50%より下に動きます。
一般的には、70%以上になると、相場は買われすぎ、30%以下であれば、売られすぎと判断し、70%以上になったらLOWでエントリー/30%以下になったらHIGHでエントリーといった使い方をします。
RSIに関しては以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事ハイローオーストラリアでRSIを使う際の設定方法や使い方
ストキャスティクス
RSIと似ていますが、このインジケーターには、「シグナルライン(赤線)」と「ストキャスライン(青線)」の2本があります。
見方としては、80%以上であれば、相場は買われすぎ、20%以下であれば、相場は売られすぎという判断になります。
そして、エントリーのタイミングとしては、2本の線が80%以上(20%以下)になり、赤線が青線に重なったときにLOW(HIGH)でエントリーします。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドはチャートの大半がこのバンド中に収まるという統計学がベースにあります。
使い方は、ローソク足が上下のバンドにタッチしたときに、上バンドタッチならLOWエントリー、下バンドタッチならHIGHエントリーします。
エントリー条件まとめ
この組み合わせを使った攻略法は、逆張りの買われすぎ、売られすぎを3つのインジケーターで確認して、3つが揃って買われすぎ、売られすぎのサインを出した時にエントリーします。
ということで、エントリー条件は次のようになります。
- RSIが30%以下
- ストキャスティクスが20%以下
- ローソク足が下バンドタッチ
- RSIが70%以上
- ストキャスティクスが80%以上
- ローソク足が上バンドタッチ
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逆張りでも順張りでも使えるインジケーター「移動平均線」について
ここからは、バイナリーオプションを攻略するためのインジケーターの組み合わせを「逆張り」「順張り」それぞれご紹介しますが、中でも「移動平均線」はどちらの手法にも登場する重要なインジケーターですので詳しく解説します。
移動平均線はローソク足とよく一緒に使われますが、日足などの値(終値)を一定期間分平均化した値をプロットしたものです。
移動平均線を使うと、相場のトレンドやレンジを把握することができます。
よく使う3本の移動平均線(短期線・中期線・長期線)
移動平均線には4種類ありますが、実際にテクニカル分析する際に用いる移動平均線は次の3本です。
- 短期線:5・10日
- 中期線:20・25・75日
- 長期線:100・200日
直近の相場トレンドは短期線で、中長期的な相場トレンドは中長期線・長期線で確認します。
具体的にな見方としては、移動平均線のチャートが上から、短期線→中期線→長期線の順番になった場合、強い上昇トレンドを示します。
ただし、ダマシにも注意手が必要です。
もし、中期線・長期線の傾きが横ばいであったり、なだらかであるなら、ダマシである可能性があります。
また、ローソク足が移動平均線よりも上にあるなら強気の「上昇相場」、ローソク足が移動平均線より下にあるなら弱気の「下落相場」を表しています。
これらは、主に短期線で確認します。
さらに、ローソク足または短期線(5日)が中期線(75日)を上抜けすると「ゴールデンクロス」と言われ、上昇トレンドへ転換する可能性が高いです。
逆に、短期線が中期線を下抜けした場合は、「デッドクロス」と言われ、下落トレンドへ転換する可能性が高いです。
ただし、ローソク足が中期線からかい離している場合は、トレンドが発生する確率は下がる傾向にあります。
一方、中長期線の傾きが横ばい、または緩やかな場合は「レンジ相場」を表しています。
このように、移動平均線は様々なシグナルを表します。
注意点としては、チャートの性質上「タイムラグ」が大きいため、「ダマシ」の可能性もあることです。
ですから、バイナリーオプションの場合は、移動平均線単体でエントリーをするよりも、他のインジケーターを組み合わせた方がエントリーの確度が増します。
移動平均線とローソク足の関係
移動平均線とローソク足の関係を理解することもバイナリーオプションでは重要です。
実は移動平均線は、その時点での平均的な購入レートを示しています。そのため、移動平均線よりもローソク足が上にあると、現在の価格はこれまでの平均取得価格を超えていると判断できます。
先ほど、ローソク足が移動平均線よりも上にあるなら強気の「上昇相場」、ローソク足が移動平均線より下にあるなら弱気の「下落相場」と書きましたが、ローソク足が移動平均線より上にあるなら、その時点でポジションを持っていた場合、含み益が発生しているという状態を意味します。
多くの人が儲かっているという状態なので、相場は強気。したがって、移動平均線よりも上にローソク足があると、相場は上向きと考えられるのですね。
一方、ローソク足が移動平均線の下に回ると、平均的には含み損が発生している状態なので、売りが優勢になる可能性が出てきます。そのため、トレンド転換を予測できるのです。
ローソク足に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事バイナリーオプションはローソク足だけで勝てる?種類や見方を解説
移動平均線のパラメータはどうする
移動平均線を使うには、何日線を使うかパラメータを設定する必要があります。
移動平均線のパラメータとしては5日とか25日(20日)がよく用いられますが、これは、5日なら1週間のうちの営業日、25日(20日)なら1ヵ月のうちの営業日にあたるからです。
また、バイナリーオプションでは、1分取引といった超短期売買もあります。その際は、1分足チャートを使うので、パラメータを60分とすることも考えられます。
ただそうなると、かなり相場に鈍感な線になります。
1分線はサポートラインやレジスタンスラインとして機能するとはちょっと考えにくいので、5分線おすすめします。
ということで、1分足チャートで移動平均線を使う場合は、5分線を使うといいでしょう。
バイナリーオプションでも最も有効な移動平均線
移動平均線の中でもバイナリーオプションにもっとも適しているといえるのが、指数平滑移動平均線(EMA)です。
というのも、通常の移動平均線は5日線なら5日の終値の平均値として計算され、1日目の終値も5日目の終値も同等に扱われます。
一方、指数平滑移動平均線(EMA)では、累積加重平均であり、直近の価格に重きをおています。
そのため、テクニカル分析において単純移動平均線より振れ幅が小さくなり、市場の変化を早く示すことができるといわれています。
移動平均線をサポートラインやレジスタンスラインとして活用する場合、指数平滑移動平均線(EMA)を使ったほうがエントリーチャンスを増やすことができます。
秋田
逆張り攻略に使えるインジケーターの最強組み合わせ
移動平均線の話を長々としてきましたが、ここからは「逆張り」「順張り」に使える最強のインジケーターの組み合わせをご紹介します。
相場の動きに慣れてきたら、使うインジケーターの数を絞り込んでもいいでしょう。
先ほど初心者におすすめと書いたインジケーターの組み合わせと移動平均線を使ってより洗練したものをご紹介します。
秋田
RSIとボリンジャーバンドを組み合わせて勝率60%を狙え
RSIとボリンジャーバンドの設定は次の通りです。
- レベルは30と70
- 期間は14
- 期間21
- 偏差2と偏差3両方設定
この2つのインジケーターを組み合わせてエントリーする際には、次の3つの条件があります。
- RSIが70の値を上抜けしたことを確認
- ロウソク足がボリンジャーバンド+3σ にタッチする
- 2の次のローソク足が陰線で終わる
こうなったら、3のローソク足の次のローソク足の始値でLOWエントリーします。
- RSIが30の値を下抜けしたことを確認する
- ローソク足がボリンジャーバンドをボリンジャーバンド-3σ にタッチする
- 2の次のローソク足が陽線で終わる
これらが揃ったら、3のローソク足の次のローソク足の始値でHGIHエントリーします。
LOWでエントリーする場合もHIGHでエントリーする場合も経済指標の発表前後1時間は取引を控えてください。
RSIと移動平均線を組み合わせたシンプルな攻略法
先ほどお話ししましたが、移動平均線はトレンド系インジケーターですが、移動平均線からローソク足がかい離するという現象に着目すれば、逆張りにも使えます。
こちらの攻略法もRSIの設定は先ほどと同じです。
- レベルは30と70
- 期間は14
エントリー条件は次の通り。
- RSIが70以上
- 移動平均線からローソク足がかい離している
- RSIが30以下
- 移動平均線からローソク足がかい離している
こちらはガチのレンジ相場というよりも弱いトレンドが発生している状況下で使いましょう。
上位足を見て、強いトレンドが発生中の場合は使わないほうがいいです。
移動平均線+ボリンジャーバンド+ストキャスティクスの組み合わせ
移動平均線+ボリンジャーバンド+ストキャスティクスの組み合わせは、エントリーチャンスはやや少ないものの、エントリーポイントが分かりすく勝率も高いのが魅力です。
エントリー条件は次の通りです。
- 移動平均線からローソク足がかい離している
- ボリンジャーバンドの2αにタッチ
- ストキャスティクスが80以上
- 移動平均線からローソク足がかい離している
- ボリンジャーバンドの-2αにタッチ
- ストキャスティクスが20以下
ストキャスティクスには先行指数(%K)と遅行指数(S%D)があります。エントリーする際は、この2つの指数が同じ方向を向いているかをきちんと確認しましょう。
例えば、%Kが10以下でS%Dが20以下でその後上昇すると見せかけて、S%Dが再度20を割ったらダマシである可能性が高いです。
順張りで使えるインジケーター2種
ここから順張りに役立つインジケーターの組み合わせをご紹介しますが、新たに次の2つのインジケーターを使いますので、こちらに関しても簡単に説明します。
MACD
トレンド系とオシレーター系の両方の特性を持つ移動平均線を改良して考案されたテクニカル指標です。トレンド発生時に効果的なインジケーターで、バイナリーオプションではよく使われています。
MACDは、MACD線と言われる棒グラフとシグナルと言われる線で構成されています。
ちなみに、MACDの計算式は以下の通りです。
- MACD(マックディ線)=12日EMA-26日EMA
- シグナル=MACDの9日EMA
バイナリーオプションやFXでのMACDの使い方には、主に次の2つがあります。
- トレンドの強さの見極め
- 売買のポイントの見極め(こちらはどちらかというとFX向け)
MACDをトレンドの強さを見極めるために使う場合は、「MACDラインが真ん中の0点より上にあるか?下にあるか?」に着目します。
それぞれの場合で、次のようなことが言えます。
- 0点より上にある場合:上昇方向の流れ
- 0点より下にある場合:下降方向の流れ
もう一つ、MACD線とシグナル線がクロスすると、エントリーのサインとしても用いれます。具体的には次の通りです。
- 買いサイン:MACD線がシグナル線を下から上へクロス(ゴールデンクロス)
- 売りサイン:MACD線がシグナル線を上から下へクロス(デッドクラス)
これ、後で使いますので覚えておいてください。
MACDはトレンド発生時に有効なインジケーターです。
これは同時に、レンジ相場には弱いことを意味します。
相場に勢いがないレンジ相場で、ゴールデンクロスやデッドクロスのサインが出ても、先ほど説明したような動きを見せないことはよくあります。
MACDを利用する場合は、他のインジケーターや普段使っているローソク足よりも上位のローソク足でトレンドの強弱を把握するようにしましょう。
なお、MACDに関しては、以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事バイナリーオプションにおけるMACDの有効的な活用方法を解説
一目均衡表
一目均衡表に関しては、さまざまな指標があるのですが、後でご紹介する「雲」を中心に簡単に説明します。
一目均衡表は日本人によって開発されたインジケーターです。基本は次の5つの線と雲で相場の流れやバランスを見ます。
- 転換線
- 基準線
- 先行スパン1
- 先行スパン2
- 遅行スパン
「雲」というのは、先行スパン1と先行スパン2の間に形成されます。先行スパン1と先行スパン2を説明すると次のようになります。
- 先行スパン1:
転換線と基準線の数値を足して2で割ったものを26日先に描いたもの - 先行スパン2:
過去52日間の最高値と最安値を足して2で割ったものを26日先に描いたもの
言い換えれば、投資家たちが今後こう為替が動いてほしいという期待を数値化し視覚化したものです。
「雲」が厚ければ厚いほど、期待は高く、為替は反発します。
なお、一目均衡表に関しては、以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事平均足や一目均衡表を利用したバイナリーオプションの勝ち方
順張りで使えるインジケーターの最強組み合わせ
MACDと一目均衡表の「雲」についても理解できましたか?
分からなかったという人も、実際のエントリー方法を読めば、なんとなく理解できると思うので、早速、順張りを攻略する際に組み合わせることをおすすめするインジケーターとエントリー条件をご紹介します。
MACDと移動平均線を組み合わせる
この手法はMACDの欠点を移動平均線で補うという感じです。
MACDはサインの発生が早いのでダマシに遭いやすいという特徴があります。そこで、移動平均線で全体の相場の流れを確認して、2つが同じ動きをしている場合にエントリーします。
エントリー条件としては次のような感じです。
- MACD線とシグナル線のゴールデンクロス
- 移動平均線のゴールデンクロス
- MACD線とシグナル線のデッドクロス
- 移動平均線のデッドクロス
エントリーはいずれも移動平均線の動きを確認してからにしましょう。
エントリーポイントは非常に分かりやすくてシンプルなので、バイナリーオプション初心者でも分かると思います。
一目均衡表とMACDの組み合わせは高い勝率を狙える
この組み合わせはダマシに遭いにくいので、勝率が高い手法です。
こちらでは、MACDでエントリーポイントを絞り、一目均衡表の雲とローソク足の位置関係から押し目買い、戻り売りを狙う感じです。
ということで、エントリー条件は次の通りです。
- ローソク足が雲の下を推移
- MACD線とシグナル線のゴールデンクロス
- ローソク足が雲の上を推移
- MACD線とシグナル線のデッドクロス
エントリーポイントはMACD線とシグナル線が交差した時です。雲は厚ければ厚いほど強いトレンドの発生を意味します。
あつーい雲を待つとなるとエントリーチャンスそのものは少なくなりますが、迷いようがないので、必然的に勝率は高くなります。
順張りでも使える移動平均線とRSIの組み合わせ
逆張りのところでもご紹介した組み合わせですが、実は順張りでも使えます。
逆張りではローソク足と移動平均線の位置関係、RSIの70%/30%の値を利用しましたが、順張りでは、移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスとRSIの50%の値を使います。
強いトレンドが発生してしまうとRSIの値は両極のどちらかに張り付いてしまいますが、50%から70%/30%に向かうときに移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロスが重なれば、トレンド発生のサインと判断できます。
ということで、エントリー条件は次のようになります。
- RSIが50%以下
- 移動平均線がデッドクロス
- RSIが50%以上
- 移動平均線がゴールデンクロス
もちろん、RSIが両極(70%/30%)に達したら、反発する可能性があるので、いったん手仕舞いします。
まとめ
インジケーターの最強の組み合わせをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
どれも、基本的でシンプルな組み合わせなので、拍子抜けしたという人もいるかもですが、バイナリーオプションで勝つのに、複雑な組み合わせをすることはおすすめしません。
というのも、バイナリーオプションは取引がアッという間に終了する超短期取引なので、複雑な組み合わせでエントリーポイントを導き出す手法では、それぞれのチェックポイントを確認している間にチャンスを逃してしまう可能性があるからです。
脊椎反射くらいの勢いで繰り出せるシンプルな手法のほうがバイナリーオプションでは重宝すると思います。
秋田
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